ファイナルに残る3人を決める最終テーマです。
お題は「クチュール」。
クチュール(オートクチュール)とは既製服ではない高級仕立て服のこと。
これまで作ってきたのってクチュールじゃないのかな。
高級じゃないってことなのかな。
Wikipediaによるとサンディカ加盟店で作られたものじゃないとオートクチュールではないようですね。
でもって手縫いじゃないとダメらしい。刺繍までも手縫いとか…。
今回はパリへ行き、ヴァレンティノのメゾンを見学させてもらえるそう。
そこでコレクションを見せてもらったうえ、クチュール生地のお店で生地を購入できるという高待遇。(でも強行軍だったけど)
パスポート持ってない人とかどうなるのかな。
エミリオは真っ赤なベースに黒い刺繍が入った生地を選ぶ。
黒い布で作った飾りをどこにつけるか悩んでたけど、完成品にはなかったような。
つけない方が良かったと思います。
審査員からも高評価。
エミリオはやはりこういう高級な服を作らせたら強いですね。
私はといえば、モデル登場前のシルエットみて妊婦っぽいと思っちゃいました。
アンソニー・ライアンは黒い生地を選び作っていくものの納得行かず作りなおす羽目に。
そうしてできあがったものは本人も納得のいく仕上がり。
ってことはアンソニー・ライアンは落ちそうな気がしない…。
あえて裏地をつけずにランウェイに出し、審査員に「裏地はどうなってるの?」と聞かれ驚かせてましたね。
こういう驚きも審査員が喜びそう。
微妙に肌が見える生地だけどいやらしすぎないのがアンソニー・ライアンのうまいところだよなぁ。
官能的と表現してたけど、あんた彼氏がいる人でしょ、と突っ込んださ。
というわけで、アンソニー・ライアンが優勝。
ワーストに残ってしまったのはウーリとジョシュア。
ウーリのはブロンズゴールドの革っぽい?生地をトップに使い、黒のロングドレスになるわけだけどあのトップの感じは…クリスマスの飾りのときに形が似てる気がする。
後ろのジッパーが悪目立ちしすぎてしまってる気がしました。
審査員に不評だったのは裏地。
裏地を使わずに成功したアンソニー・ライアンと真逆。
裏地なんかで評価が悪くなるなんて…服って難しい。
ジョシュアは生地選びからして問題だ、とエミリオに言われてましたね。
確かにあの花柄をどう扱うんだろうかと思いましたが…黒のレースのトップスと花柄のロングドレス。
シルエットは好きだけど、やっぱりどうしても花柄に目が行ってしまい、ゴチャゴチャした印象に。
本人はレースと柄物の融合を目指した、と。
プレゼン上手いよなぁ。
脱落者は…なんと決められず!
この2人に対して審査員はとんでもない課題を出す。
・今の服をドラマチックに作り変えろ
・作業場はこのランウェイ上
・作業時間は1時間!
なんちゅー…鬼ですか。
けど、1時間で服を作り変えるからこの2人はすごい!
服を見たジョルジーナ・チャップマンが思わず「Wao!」って唸ってましたからね。
ウーリは低評価の原因となった裏地を逆にワンピースとして仕立てる。
しかもジャケットまで作ってるとか!1時間で!
そのジャケットの肩の部分にアクセントとしてトップスだったブロンズゴールドを持ってくる。
あーーーーーーーー、これステキだわーーーーーーーー。
ジョシュアは元の服を活かしたままガラッと変えてましたね。
黒いレースのトップスはなんと裏返して使用。
これだけでも感じが変わるのがすごい。
花柄スカートは思い切って短く切ってました。
最初のよりこっちの方が好きなんですけど…。
若々しい感じがします。
審査員は大したものはできないだろうとふんでこの課題を与えたけど、余計に脱落者選別を悩む結果に…。
結果、脱落者はジョシュア。
ウーリほどガラッと変わらなかったから、かな。
惜しかったよなぁ。
最初に作り変えた服を出してたらもしかしたら…って思ってしまう。
けど、どっちも落としたくないそんな勝負でした。
ファイナルに残ったのは、アンソニー・ライアン、エミリオ、ウーリ。
実力者ばかりですね。
アンソニー・ライアンはレギュラーシーズンはファイナル残ってなかったけどこのオールスターでは優勝連発してましたからね。
誰が勝ってもふさわしいと思います。
投稿者
tanny
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